次の総選挙で雪辱

夏の総選挙が終わったのに、それからが本当の暑さ。今年は長い夏です。お変わりございませんか。

総選挙は、岡山県は完敗。県選出の衆議院議員が全員自民党に独占されたのは、初めて。責任を痛感しています。全国で、岡山は保守的だとか田舎だとか言われても、今は反論できません。来年夏の参議院選挙と遠からず来る次の総選挙で、必ず「リベンジ」の結果を出します。

それでもこの選挙で、民主党は32人増。新人43人、当選3回以下の若手が3分の2以上。若い新しい政党として、「21世紀は民主党」の基盤は築けました。岡山でも、5選挙区全部に多様な候補者を出し、いずれも5万票前後の得票をいただきました。

全国でも岡山でも、民主党が政権選択の「チャレンジャー」として認められました。時間を与えられたのです。さらに研鑚を積み市民の信頼を得て、次回こそ「チャンピオン」を倒しましょう。岡山でこれができれば、政権交代に直結します。

民主党は9月に、「代表選挙」を行います。サポーターとして登録すれば、誰でも「投票」できます。受付は8月10日からです。ご参加ください。

選挙直後に、そごう救済や中尾元建設相逮捕。あきれたものです。久世金融再生委員長更迭にいたってはなにをかいわんや。自公保連立の森政権は、政策的にも体質的にも21世紀にふさわしくありません。

半世紀続いた中央集権の依存体質を、今こそ構造改革しましよう。景気対策といえば、国費で公共工事という土建国家。これを官僚が牛耳り、そこに政治家が群がる。地方は陳情合戦。これでは、財政赤字は膨らむばかりで、汚れたもたれあいはなくなりません。

まず「国会議員あっせん利得罪」。与党の中にも賛成者がいるはずです。

「21世紀は分権市民社会に」

民主党は、「国のかたち」を市民が主役、地域が自立の分権構造に変えます。中央から金を取って来る人は要りません。街づくりも介護も教育も、市民の中に新しい知恵や発想があります。国は大枠だけを決め、調整をするだけで十分。地方議員も政策力や企画力が問われ、市民の目が光れば無駄もなくなるはず。失敗は成功のもとで、次の知恵に生かされます。

民主党はまた、地域経済政策に取り組みます。全国総合開発といった発想でなく、地方の特性やニーズとしっかりかみ合った地域ごとの経済運営が必要。

雪印中毒事件を見ても、大きすぎる供給体制は無責任になり、地元の酪農家の知恵や努力が生かせません。雇用政策も、地域経済と結びついてこそ実効が上がるのです。

私は「司法ネクスト大臣」として、「法曹一元」を導入するという改革案をまとめました。官僚裁判官をやめて、市民の中で育ち鍛えられた人望のある弁護士から裁判官を登用する制度です。これも分権の発想が必要です。

介護はとっくに分権です。教育も分権しないと、袋小路から抜け出せません。

「もうけ優先の土建国家」から、「生活優先の品格ある国」へ、そのため「集権官僚国家」から「分権市民社会」へ。21世紀についての、私の提案です。皆さんのご意見をお聞かせください。

お世話になりました

この度の選挙に関して大変なご支援をいただいたことに深く感謝申し上げます。これからも、頂いた力と勇気をもって皆様と共に歩めることを願っています。ありがとうございました。

一区　河田英正

選挙でのご支援に心から感謝申し上げます。初心に返って捲土重来を期す所存ですので、変わらぬご支援をお願い申し上げます。

二区　中桐伸五

お世話になりました。残念な結果になりましたが “やったるい” という気持ちは、変わりませんので、今後ともよろしくお願いします。

三区　樽井良和

五月会の皆様に支えていただいたお陰で、超大物議員に真っ向から挑み、爽やかな闘いができました。本当にありがとうございました。

四区　熊谷裕人

超短期の選挙戦で、五月会の皆様に大変お世話になりました。早速次へ向けての活動を開始しました。今後ともよろしくお願い致します。

五区　はたともこ

選挙応援　全国駆け巡り

今回の衆議院選挙では江田議員は、全国の候補者応援に文字通り東奔西走でした。昨年から全国各地から応援以来が相次いでいましたが解散が近づいた5月1日から投票日の6月24日までだけでも全国のべ94候補の応援に走り回りました。とりわけ選挙公示の6月13日から投票日までは、江田議員は党中央のスケジュールに組み込まれ、気になりながらも地元岡山県へ帰ることがままなりませんでした。

応援スケジュールは毎日がハードなもので、例えば

[5月12日] 解散前
前日の兵庫五区の応援が深夜までとなり大阪泊まり。午前6時40分関西新空港から羽田へ。9時15分から党憲法問題打合せ。10時本会議。党内で社会福祉基礎構造改革、財政投融資改革、ストーカー法案など協議。13時過ぎ新幹線で東京を発って広島へ。広島市内で西尾まさえい氏(広島1）と街頭演説。18時30分からは呉市で佐々木修一氏(広島5)の総決起集会。翌朝からの山口二区応援にそなえて、22時過ぎ徳山市内のホテルへ。

[6月7日] 解散後
前日の鳥取二区応援で鳥取泊まり。早朝、鳥取空港から羽田へ。羽田から浜松町までのモノレールの途中、天王州アイルで下車して松原仁氏(東京3)の街頭演説。品川区の京浜東北線大井町駅前に移動して宇佐美登氏(東京4)の街頭演説。羽田空港へ引きかえし、羽田発14時40分で山形県庄内空港へ。寒河江孝允氏（山形4）の総決起集会に出席。そのあとＪＲを乗り継ぎ新潟経由で深夜東京着。翌日は千葉応援。

[6月19日] 選挙期間中
早朝からの応援にそなえ、前夜に岡山から松江市に行って松江泊まり。8時から松江市内で石橋大吉氏（鳥取1）の街頭演説十ヵ所。移動の車中で昼食。出雲市で錦織淳氏（島根2）の集会。出雲空港14時45分発で伊丹空港へ。新大阪から京都に向かい前原誠司氏（京都2）の街頭演説。続いて近鉄で大和西大寺に行き馬淵澄夫氏（奈良1）の街頭演説。近鉄、新幹線を乗り継いで深夜帰京。翌日は埼玉、静岡の応援。

会費制参加のお願い

五月会会員の皆さんに任意でお願いする「会費制(年3000円)導入」が昨年11月の江田五月会代表者会議で承認され、現在約250人の会員の方々からご賛同をいただいております。会費を納入下さった方々には、毎月「江田五月の国会レポート」をお送りしていますが、このレポートで江田五月議員の国会活動と、いまの政治の流れ、これからの政治のあり方を詳しく報告させていただくと同時に、納入下さった会費が事務局運営の大きな助けになっています。

今夏から事務局員もふえ、何かと経費がかさみ、事務局会計が逼迫しています。

会費制はあくまで任意ですが、実情をご理解くださり、多くの会員の皆様が会費制にご参加くださるようお願いいたします。

新人スタッフをよろしく

木下素典（きのした・もとのり）　大阪学院大卒、鏡野町出身

5月に事務所に入りました新人秘書の木下です。衆院選時は、津山(3区)にお手伝いに行っていましたが、今回担当地域も1区と決まり、皆様にご挨拶することとなりました。勉強不足なので遠慮無しにビシバシ鍛えてください。江田議員に「一言申したい方」は私に言って下さい。責任もって皆様の声を江田議員に伝えます。

どうぞよろしくお願いします。

佐藤　忍（さとう・しのぶ）　愛媛大卒、邑久町出身

今度新しく事務局入りしました佐藤です。

今春学校を卒業し事務局に入り、2区担当になりました。普通の会社務めとは全く違い、驚かされることばかりの連続ですが、一日も早く事務局の仕事にも慣れ五月会の皆様のお役に立てればと思っております。一生懸命頑張りますのでよろしくお願いします。

江田議員　インターネットにハマる

江田議員は今年一月以来インターネットにハマっています。毎日の活動報告を「江田ホームページ」に、自らキーボードをたたいて書き込んでいます。「江田ホームページ」は他の情報も充実。アクセス数も国会議員の中でも有数です。民主党本部のホームページよりすぐれているところもあります。みなさんも是非「江田ホームページ」を見てください。