江田五月 活動日誌 2000年2月(9〜20) | >>日程表 |
犯罪被害者の支援制度に取り組むため、プロジェクトチームを立ち上げ、本日で5回目のヒアリング。日弁連の担当者、河原理子さんなどからに続き、今日は「全国交通事故遺族の会」の井手会長らからヒアリング。被害者の実状など、迫力ある体験談も。
政府提案の刑事訴訟法上の改革以外に、犯罪被害者給付金制度の抜本的改革や、NPOのみなさんにも活躍の場を作るなど、心のケアを含めた社会的支援体制を作るため、立法をめざす。
午後1時から民主党岡山県連の臨時大会、午後3時から1周年記念パーティー(会費1万円)を岡山ロイヤルホテルで開催。
総選挙勝利のための大会で、民主党本部の鳩山由紀夫代表も来岡しました。
大会議案書 大会宣言
石原東京都知事の銀行30社への課税提案は、たいへんなインパクトを日本の政治に与えました。たしかに本来の外形標準課税からみれば変則で、銀行だけのねらいうちは税の公平を欠くとか、東京だけしかできないこと、などの批判はありますが、銀行業界から莫大な政治献金をもらい続けている自民党政権の反論には説得力がありません。
東京都議会で条例が可決成立される可能性大のようですから、この上は一刻も早く、全国共通の本来の外形標準課税を、国の法律として制定するしかないと思います。また各省別の補助金を一括して地方の自主財源にするなどの、権限と財源をつけた本当の地方分権をすみやかに実現するべきです。
今回の石原東京都知事の問題提起力は抜群で、構造改革のお株を奪われたかたちの民主党は頑張らなければならないと思います。
湯川発言にオブジェクション 江田五月
石原知事の外形標準課税方針について、江田事務所・湯川からの発言がありました。事務所責任者として、抑制を効かせていますが、私としては、もう一歩踏み込んでみたいと思います。地方自治は、全国的政策整合性の配慮が強すぎると、その妙味を発揮できません。むしろ、各自治体の「手前勝手」が真骨頂です。だから、東京都の皆さんが必死になって検討し結論を出されれば、それを尊重しなければなりません。石原知事の「蛮勇」を評価し、この際これを支持します。
新潟県柏崎市に行く機会があり、「女性9年監禁事件」の現場を見てきました。
佐藤容疑者宅、柏崎警察署および容疑者が収容された「柏崎厚生病院」の三カ所です。実地に見分して、特に気になったのは、容疑者宅と警察署の距離がわずか500メートル程しか離れていないことです。
なぜこの距離なのに、警察は保健所の出動要請を断ったのでしょうか。たるんでいるとしかいいようがありません。
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